北見隆 装幀画集『 書物の幻影 』
発行:アトリエサード/発売:書苑新社
ISBN-10: 4883753980
ISBN-13: 978-4883753987
単行本: 96ページ
出版社: 書苑新社 (2020/4/28)
発売日: 2020/4/28
商品の寸法: 25.7 x 18.2 x 2 cm
赤川次郎、今邑彩、恩田陸、中島らも、折原一、津原泰水……
あのワクワクは、この絵とともにあった――
北見隆が40年間に手がけた装幀画から、約400点を収録した決定版画集!
「いつか書かれるべき、いつか造られるべき理想の小説と本を、ずっと求め続ける。それは、我々も著者も装丁家も、きっと同じなんだ」
――恩田陸 「三月は淡き紅の影を」(解説)より
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赤川次郎の装幀画を最初に担当したのは1981年。多くのミステリー小説や海外文学などの装幀画を手がけ、その物語世界へ、数多の読者をいざなってきた北見隆。北見ならではの幻想的でミステリアスなエッセンスが、作家や読者を魅了し続けています。本書は、その膨大な仕事を北見自身がまとめあげ、デザインまでおこなった決定版画集です!
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私の表紙イラストレーションの仕事の大半は、ミステリー小説である。私の作風とミステリー小説との相性が良かったのであろう。ここにある絵は物語が無かったら生まれて来なかった絵とも言えるわけで、私の作風は、多くの作家さんの物語によって育まれて来たのかもしれない。イラストレーションは「物語への導入」という本来の役割から解き放たれた時、魅力ある1枚の絵として一人歩きをする事が可能なのであろうか。「書物の幻影」というタイトルを付けたのは、そんな感慨からでもあった。
――北見隆
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『箱庭のアリス』 高田美苗・著
発行:アトリエサード/発売:書苑新社
ISBN:978-4-88375-393-2
B5判・ハードカバー・64頁・税別2700円
混合技法によるタブローから銅版画まで、高田美苗の軌跡を集約した待望の作品集!
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ここに麗しい新たな少女が出現した。憂いを帯びたこの思索的な少女の前では溜息が漏れる。箱庭とは庭のミニアチュールだが、箱庭の中のアリスは少しづつその存在感を高め、等身大を超えて内面の夢幻世界を濃密に漂わせるのだ。死を傍らに隠し持ちながら……。
――建石修志
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高田さんの作品群を見て行くと、誰しもある事に気が付くはずである。それは愛らしい少女と一緒に必ずと言って良い程、少女画には似つかわしくない異物とも言えるモチーフが描かれているのである。それは「詩とメルヘン」時代から変わらぬ指向性で、詩には不似合いな鳥の足であったり昆虫のアップであったりと、一寸グロテスクなイメージが同居して描かれる事が多いのである。この作品集においても骸骨に寄り添う幼気な少女画のシリーズにその特徴を見る事が出来る。……高田さんのこの庭には、あちらこちらに冥界に繋がるウサギの穴が空けられているので、くれぐれもご用心。
――北見 隆
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BOOK DESIGN:北見隆
『THE TAROT 月刊アートワークス Vol.23』 北見隆・著
発行:ドラードギャラリー
A4判・24頁・税込み1,000円・150部限定
月刊『MOE』に掲載されたタロットと、北見隆オリジナルタロットを収録。
ドラードギャラリーにて発売中。
http://doradogallery.main.jp
『本の国のアリス』 北見隆・著
Takashi Kitami "Alice's Adventures in Bookland"
発行:アトリエサード/発売:書苑新社
ISBN:978-4-88375-223-5
A5判・ハードカバー(カバー装)・64頁・税別2750円
本そのものが、「アリス」の物語の、愉快な舞台〈ワンダーランド〉に!
絵画や立体作品、書籍装丁などで活躍する北見隆が、近年取り組んでいる、本の形をした“ブックアート”。
不思議な物語に満ちた待望の作品集!!
8月29日発売!
「アトリエサード」のサイトで販売 http://athird.cart.fc2.com
イラストレーション領域・講師紹介冊子
以前、出版した講師紹介冊子が絶版になっていたために、
改訂版を出版しました。
オープンキャンパス、学校説明会などで配布中です。
イラストレーション領域で教鞭をとる講師陣の作品などが満載です。